北陸新幹線 黒部宇奈月温泉駅のある黒部市とその近隣の入善町、朝日町には、それぞれ個性ある美術館が点在しています。
黒部市の宇奈月温泉にある「セレネ美術館」は、黒部宇奈月温泉駅から富山地方鉄道で約30分程度で行くことができます。
美術館では、黒部峡谷の自然を描いた作品が多く展示されています。
大ホール・小ホールも併設されており、コンサートや講演会が行われるなど、その時々でさまざまなイベントが開催されています。
同じく黒部市にある「黒部市美術館」。こちらは黒部宇奈月温泉駅から車で約10分程度の黒部市総合公園内にあります。
こぢんまりとした施設ながら、個性ある展示を行っていることで知られています。
また、公園内には海外や国内の建築家が設計した「風の塔」や景観ステーションがあり、一つの見どころとなっています。
入善町にある「下山芸術の森 発電所美術館」は、発電所美術館という名称ですが、「水力発電所をリノベーションした美術館」という意味で、主に現代美術作家の新作展が行われています。
美術館入り口横の階段を登ると高台から扇状地も眺めることができ、展示だけでなく、美術館の外観や周辺の眺めも楽しめる場所です。
朝日町には「朝日町立ふるさと美術館」があり、朝日町にゆかりの作家を中心に多彩なジャンルの展覧会を開催されています。
美術館周辺は縄文時代から先人が育んできた地であり、朝日岳や不動堂遺跡、歴史公園が望め、埋蔵文化財保存活用施設「まいぶんKAN」も近くにあることから、一帯は「歴史と文化の薫り漂うふるさとゾーン」となっています。
この夏、黒部宇奈月温泉駅から富山県東部のにいかわのアートを巡る旅に出かけてみませんか?
なお、各施設の展示・イベント概要や営業日、時間、アクセス方法などは、黒部宇奈月温泉駅隣接の地域観光ギャラリー内「観光案内所」にお問い合わせお願いいたします。