日本でも有数の降雪・多雨地帯である北アルプスから流れ出る急流「黒部川」。
その高低差から一気に富山湾に流れ込むことでつくりだされたのが、「黒部川扇状地」です。
その美しい扇状地を切り開いてつくられた「にいかわ」地域は、
北は日本海に臨み、南に北アルプス3,000メートル級の峰々を一望できる自然豊かな土地です。
黒部川の水は扇状地を潤し豊かな水田地帯をはぐくみ、地下数百メートルにわたって蓄えられた大量の地下水は、生活用水や産業用水として利用されています。
そのにいかわ地域の一つ、「入善町」をのみどころを紹介します。
©（公社）とやま観光推進機構
まず1つ目は、入善町吉原にある、国の天然記念物の森「杉沢の沢スギ」。
中は木道が整備され、湧き水が流れる湿地から伸びる不思議なスギの生態をみることができます。
五感をとおして自然の力を体験できる貴重なスポットです。
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2つ目は「海洋深層水」。
海洋深層水とは、日本海の水深384メートルの深さからくみ上げる低温できわめて清浄な水のこと。
入善町下飯野には、入善沖3キロ、水深384メートルから取水している海洋深層水の給水施設を備えた海洋深層水パークがあります。
この施設では深層水の取水方法をパネルや映像で解説するほか、施設前では深層水を給水できます。
海洋深層水による牡蠣の浄化システムを使用したレストランも併設されており、年間を通じて賑わっております。
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そしてこの季節におすすめなのが、入善町の特選品で町の花であるチューリップが楽しめる「にゅうぜんフラワーロード」です。
北アルプスを背景におよそ4.2haの圃場に150万本のチューリップが咲き誇ります。
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2019年は、4月13日（土）～4月末ごろまで開催される予定です。
メイン会場は、入善町健康交流プラザ サンウェル南側周辺。
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また、入善町と朝日町の境目近くにある舟川では、残雪の朝日岳・白馬岳を背景に、桜並木とチューリップ、菜の花が咲き揃い、美しい景色を作り出す「あさひ舟川 春の四重奏」も開催されます。
2019年の見頃予想は4月3日（水）～16日（火）です。
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春だからこそ楽しめる「にいかわの花」を見に行ってみてはいかがでしょうか。
にいかわの花の見頃につきましては、地域観光ギャラリー内「観光案内所」にお問い合わせお願いします。